不動産を担保にした融資は、どんな物件でも融資してもらえますか?

不動産を担保に融資を受けるには、担保物件の住宅ローンが最低でも3分の1以上返済されていることが条件になります。

その他、融資・返済のポイントについてお話ししましょう。

◇住宅ローンの半分以上が返済できていれば。

不動産を担保にした融資の場合、担保物件に住宅ローンの残債があっても融資はしてもらえます。

ただし最低でも3分の1以上の返済が終わっていること、できれば半分の返済は遅延なく終わっていることが求められます。

住宅ローンを組んでから1年とか2年程度の物件を担保に融資を受けることはできません。

たとえば上物である建物が築40年を経過したボロボロの住宅でも、住宅ローンを完済していればその物件のほうが高い査定になります。

融資は建物の築年数とは関係なく、土地の評価でほとんどが決まります。

◇約定返済額以上の金額を返済すると効果的。

どうしても残債の多い担保物件で融資を受けたい場合には、繰上返済などを行ってローンの残債を減らしておく必要があります。

またはノンバンクにその旨を説明して融資の一部をローンの返済に充当することも考えられます。

融資を受けた場合、約定返済額は決まっていますが、その金額よりも多めに返済していくと元本がより多く減っていくので、毎月の金利分は結果的に低くなっていきます。

返済シミュレーションで確認するとはっきりしますが、返済当初はほとんど金利分の返済に吸収されてしまうので、返済元本はなかなか減りません。

◇余分に返済すること、繰上返済を行うことは、債務を滞りなく終わらせる意味でも有効な手段です。

不動産を担保に多額の融資を受けた人の多くは、約定返済額を履行するだけで安心してしまいます。

しかしそれでは元本は減らず金利だけを支払っている状態が長く続きます。

金利が重くのしかかる初期のうちに繰上返済をし元本を減らしましょう。